昨夜から低く鳴り続けていた雷。
早朝、ものすごい音で目が覚めた。
こんな大きな雷の音は、生まれて初めてかもしれない。
その後もずっと鳴り続け、雨脚も強まっていく。
この辺は特に豪雨だと、昼のニュースで聞いた。
ところが午後二時を過ぎたあたりで、いきなり晴れた。
それも、夏の始まりのような、ぴかぴかの青空。
あまりの落差にあっけにとられたけれど、
そうか、明日から七月だもんね。
あの厚い雨雲のむこうに、こんなきれいな青空があったんだ。
そう思ったら、なんだか嬉しかった。
どうにもこうにも元気が出ないとき、このことを思い出そう。
|