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2005年6月30日(木)
夏野菜。

娘のお友だちの家からいただいた野菜たち。
採れたての、ぴんとした姿。
体中に、夏がいっぱい詰まってる。

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2005年6月28日(火)
サノシゲ。

菊川にある常葉美術館で「佐野繁次郎展」を観てきた。

画家としての活躍以外に、装丁やパッケージデザイン・コラージュなどを手がけていて、そちらの方に興味があったので、ちょっと遠いけど、電車にゆられて出かけた。

装丁した本や、15年間描き続けた『銀座百点』の表紙(銀座の百店舗が集まって作られたタウン誌)が、ずらりと並んでいる。
どれもみな、こちらの「好き」という部分にぴたりとはまって、ぐんぐん迫ってくるようだ。
独特な書き文字、はっとする色合わせ、布を効果的に使ったコラージュ。
かっこいいな、と思う。
表紙そのものが、力を持っている。
時代を感じさせない素敵さだ。

当分、図録やユトレヒト発行の小冊子に見とれることになると思う。

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2005年6月25日(土)
おてんば娘。

fuuちゃんちの猫、春ちゃん。
最初はとてもおとなしかった、という面影はどこへやら、
日々いたずらがエスカレートしているよう。
それでもかわいくてたまらない。
そこが猫のいいところか。

ただ今爆睡中。
写真は娘が撮りました。

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2005年6月23日(木)
気になる本。

最近、本屋さんに行くたびに気になっていた、『フランスの布』という本。
ベージュの地に、白い縁取りの赤い花と葉がプリントされた布地の表紙に、心惹かれていた。
1940年代から50年代の、文字通り「フランスの布」たちが、ページをめくるごとにあわられる。
かわいいの、シックなの、華やかなの、懐かしいの。
布好きにはこたえられないプリントの数々。
そこそこの値段なので、すぐには買えないなぁと思っていたら、あまりにも欲しそうな顔をしていたのだろう、「しょうがないなぁ」と夫が買ってくれた。
本当に、ありがたかった。

本の中でも何人かの人が書いているけれど、私も、子どものころに母が作ってくれたワンピースのことを思い出した。
当時仕事をしていて忙しかったであろう母が、仕事帰りに買ってきた布を使って、夜遅くまでカタカタとミシンを動かしていた。
翌朝、枕元に置かれたワンピースを見て、うれしかったこと。
袖のない、簡単なものだったけれど、すぐに学校に着て行った。
いまだに生地の雰囲気を覚えているものもある。
布地好きの下地は、その当時からあったのかもしれない。

そんな懐かしい気持ちを味わえた本だった。

明日で「eden」は1歳になります。
いつも遊びに来てくださっているみなさん、本当にありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

2005年6月18日(土)
『山本容子のオペラレッスン展』

クレマチスの丘にある「ヴァンジ彫刻庭園美術館」で、山本容子さんの銅版画展を見てきた。
今回も、fuuちゃんにお付き合いいただく。
本の挿し絵や装丁をたくさん手がけているが、その他にも音楽ホールの壁画などの大きな作品を作っているそうだ。

光の入るスペースに、波多野睦美さんやヤドランカの歌う古楽や賛美歌が流れ、ビデオでは製作の様子も映し出されている(飼い犬のルーカスも一緒)。
小さな作品の中に、大きな世界が描かれていて、いつまで見ても見飽きることがない。
今回のテーマは、音楽と花。
音楽に対する造詣の深さ、花の美しさの捉え方が、味わい深かった。
また、絵に合わせて書かれたエッセイも一緒に展示されていて、
ものを作る人の書く文章というものにも、感心させられた。
改めて、山本容子ファンとなった一日。

その後、庭を散策、ショップで本をながめる(なかなか素敵な本が揃っていた)。
写真を少し撮りました。こちらからどうぞ。→ 

「photo」のページにもアップしました。こちらからどうぞ。→ 

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2005年6月13日(月)
暑い日。

梅雨の晴れ間の一日。
とても暑い一日。
まだ始まったばかりなのに、もううんざりしている。
麻やカゴや涼しげなブルー。
今年もよろしくね。

2005年6月11日(土)
泳ぐ人。

先日のユーカリカシテン一周年祭でご一緒したパン屋さん「マカリィ」に行く。
小さなかわいいお店。
扉の向こうの荻野さんが、一人ずつ接客しながら販売している。
クリームチーズ、ダブルチーズ、いちじくパン、全粒粉の山型パンを半斤。
お店の中からは、パンのいい香り。
おいしいものの匂いって、それだけで人を幸せにする。

マカリィさんの近くには、やはりユーカリさんでご一緒した「チャクラ」さんのお店もある(写真左)。
ここも、すみずみまで気を配った、シンプルで気持ちのいい空間。
娘と一緒に、お豆と野菜のカレーをいただく(写真右)。
添えられたサラダの野菜たちが色鮮やかできらきらした宝石みたい。
玄米もおいしかった。

小さな、すてきなお店が増えている。

午後は、本日のメインイベント。
先日から娘は、泳げないからスイミングに行かせてくれとせがんでいる。
学校では教えてくれないの?と聞くと、教えてくれないと言う。
みんな行っているから、自分も行きたいと言う。
そんなの変だよね。
外で習って、学校でそれを披露するなんて、
それが体育の点数になるなんて、絶対変だ。
見よう見まねでも、なんとか泳げるようになるもんだ(私だ)。
それじゃあと、夫が水泳を教えることになった。

1時間以上がんばって、バタ足で12mほど進むようになる。
父と娘。
なにやらお話したり、抱っこしたりしながらの特訓。
お疲れさまでした。
泳ぐ人たちを見ていたら、
次は自分も泳ぎたくなってきた。
水着を買わなくちゃ。

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2005年6月9日(木)
似ている。

母が昔の写真を出してきた。
幼児のころ。
幼稚園時代。
七五三。
小学生のころ。
どれも娘に似ている。
不思議だなぁ。
自分の子どものころと、
自分の子どもとが、
繋がっているんだ。

2005年6月4日(土)
ジェットコースターに乗る。

以前からせがまれていたジェットコースターに乗りに、富士急ハイランドに行く。
初めてなのに、いきなりものすごく恐いのに乗ってしまった。
トラウマにならなきゃいいけど…。

「フジヤマ」というアトラクション(写真左)
1997年当時、4つの部門でギネスブックに掲載されたというつわもの。
距離は2045m、最高部は79m、なのだそうだ。
みなさん、ぜひ乗ってみてください(いや、止めた方がいいかも)。
私は恐くて叫びっぱなしの3分36秒でしたが…。

最初に大きな宿題を終えたような気分で、親子3人足をがくがくさせながら、とにかく無事を喜び合う。
(本当にそんな気分だった。)
ほかのアトラクションも、とっても怖ろしげなものばかり。
「トンデミーナ」も「ドドンパ」も(変な名前)、見ているだけで足がすくむ。
やだやだ、絶対乗りたくない、と呪文のように繰り返す。
そんな親子を尻目に、若者たちは両手を離してバンザイしながら乗ってるんだから、すごいなぁ。

娘はすっかり懲りたようで、後はほのぼのしたアトラクションを選択。
観覧車や足こぎボート、ハム太郎の「ふわふわお空の大冒険」、リカちゃんハウス(写真右)などで満足したよう。

その後、河口湖のお気に入りの喫茶店で休憩する。
年配のご夫婦が開いているそこは、木立の中の静かなお店。
河口湖の友人に教えられて通い始め、もう10年ほどたつ。
いつも美しいクラシックが流れ、おいしいコーヒーとケーキがいただける。
作家ものの器や陶器の人形なども並んで、テーブルにはさりげなく野の花が飾られている。
娘がまだ赤ちゃんだったころ、クーハン(赤ちゃん用のかご)に入れて連れて行ったことなどを、笑いながら話す。
さっきの喧騒と、全く違う時間が流れる場所。
時々無性に行きたくなる場所。(写真を少し撮りました。こちらからどうぞ→


ほんとに、お疲れさまでした。

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2005年6月1日(水)
夏の準備。

プール開き。
衣がえ。
夏が近づいてきた。

赤くてかわいいラディッシュ。
ルッコラもすくすく伸びて、今年もたくさん食べられそう。
白くて細いのは、なぜか大根。

あじさいが咲き始めた。
百合の茎がにゅうっと伸びてきた。

いろんなところで、夏の準備をしている。