プラネタリウムに行きたい、と娘が言い出した。
近くにないかな、と探してみたら、ありました、
月光天文台。
以前、この近くを通った時、
あまりにも稲垣足穂的な名前の看板に、
ちょっとびっくり、ちょっとどきどき。
一体どんなところだろうと思ったものの、
その後行く機会がなかった。
山の中の、ひっそりとした場所にある。
ゆっくりと、風も時間も流れている。
プラネタリウムの中は、ひんやりと気持ちがよくて、
椅子の背を倒すと眠ってしまいそう。
「文月の星空散歩」というプログラムで、
夏の夜空の星々が紹介されていく。
大きく映し出される星座の絵を見ていると、
いにしえの人たちのスケールの大きさや発想の豊かさに、圧倒される。
「おもしろかった」と娘は喜んでいた。
本当の星空も、見せてあげられるといいな。
プラネタリウムの壁には、
「あいくるしい」のポスターと、
杉浦直樹さんたちのサインが飾られていたっけ。
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