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2005年7月30日(土)
月光天文台。

プラネタリウムに行きたい、と娘が言い出した。
近くにないかな、と探してみたら、ありました、
月光天文台。

以前、この近くを通った時、
あまりにも稲垣足穂的な名前の看板に、
ちょっとびっくり、ちょっとどきどき。
一体どんなところだろうと思ったものの、
その後行く機会がなかった。

山の中の、ひっそりとした場所にある。
ゆっくりと、風も時間も流れている。

プラネタリウムの中は、ひんやりと気持ちがよくて、
椅子の背を倒すと眠ってしまいそう。
「文月の星空散歩」というプログラムで、
夏の夜空の星々が紹介されていく。
大きく映し出される星座の絵を見ていると、
いにしえの人たちのスケールの大きさや発想の豊かさに、圧倒される。

「おもしろかった」と娘は喜んでいた。
本当の星空も、見せてあげられるといいな。

プラネタリウムの壁には、
「あいくるしい」のポスターと、
杉浦直樹さんたちのサインが飾られていたっけ。

2005年7月26日(火)
大人になってからじゃなくてよかった。

思春期の頃に出会ったものは、
どうしたって自分の核になってしまう。
もちろん自分で選んだものだから、
好きに決まっているんだけれど、
年月を経て、改めて見てみると、
どこが良かったのか、なぜ好きになったか、
もう一度考えるきっかけができる。

新書館という出版社の「フォア・レディース」というシリーズに、
ずいぶんと心を奪われた時期があった。
十代の半ばで、本を読むのが好きで、
少し背伸びをしたいと思う年頃だった。
寺山修司の言葉と、宇野亜喜良のイラストが、
否応なく自分の中に入ってきた。

再読すると、その言葉の鮮やかさ、絵の鋭さに、
またワクワクしてしまう。
出会ったのが大人になってからじゃなくてよかった、と思いながら。

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2005年7月24日(日)
おいしいもの 2。

紅い色。
酸っぱし、甘し。

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2005年7月23日(土)
おいしいもの。

午前中プールに行き、娘の泳ぎを見る。
バタ足しかできなかったのが、
一応クロールの形になっていた。
でも、学校での緊張感が無いせいか、
25mは行かなかった。残念。

帰りがけ、プールのそばにお店のある「マカリィ」さんでパンを買う。
ここはとても小さなかわいいお店で、
荻野さんがひとりでパンを焼いている。
私は特に全流粉のパンが好き(写真右端)。
どのパンも、しっかりした味と歯ごたえで、
この夜のワインのお供にぴったり。

荻野さんから、この間行った
「キャフェ・ドゥ・ブローニュ」の場所の問い合わせ。
ネットで検索していたらHPがあった。

お昼はラーメン、
おやつにはアルカネットのロールケーキ、
と、ちょっと食べすぎか。
夫に「ぽっちゃりさんになったね」と言われているのです。

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2005年7月22日(金)
夏休みが始まった。

今日は終業式。
いつもなら、体育館で式があって、大掃除をして、夏休みの注意事項のお話があって、ということなんだろうけど、今年はちょっと違う。
ランドセルの中には、国語と算数の教科書やノート。(今日も授業がある)
プールもある。
通知表は、国語・算数・理科・社会の評価のみで、音楽・体育・図工は2期制で評価されるのだそうだ(前期・後期)。
先生との面談も、夏休みが始まってから。

帰ってくるなり、娘が泣き出した。
通知表の成績が良くないのだと言う。
算数が思っていたより悪かったらしい。
どれどれと見てみる。
う〜ん、まあまあじゃない…?
がんばったね、となぐさめる。

数字だけの評価に、振り回されないようにしよう。
と、分かってはいるんだけれど。

2005年7月20日(水)
泳ぐ人、その後。

「25メートル泳げたよ」と、学校から帰ってきた娘。
「え〜!?」とびっくりの私。

プールが始まったときは、8メートルしか泳げなかったそうだ。
「泳ぎ方を教えてくれない」と言っていた娘だが、
2クラス合同の授業で、隣のクラスの若い男の先生が、クロールを教えてくれたのだという。
算数の授業もこの先生に受け持たれていて、参観日に見学したのだけれど、とても分かりやすかった。
きっと教え方が上手なんだろう。

できないことが、できるようになるってすごいことだ。
うんと褒めてあげないといけないな。

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2005年7月19日(火)
花の名前の言えるひと。

通っていた大学はとても厳しいところで、
アルバイト禁止、ジーンズ禁止、派手な服装禁止、
1年生の時にいた寮の門限は、なんと平日午後7時、
土曜日や休日は9時、だった。

そんな学校だから、学長も高校の校長先生のようで、
学長自ら講義をする時間もあった。
「実践倫理」という講義で、
何が実践なのか、どう倫理なのか、よく分からないが、
これが4年生の必修だから笑ってしまう。
これを落としたら、たぶん卒業できなかったのだと思う。

そんな不思議な講義で、ある日宿題が出て(宿題が出るというのが、そもそも可笑しい)、学内の植物の分布図を作れ、というものだった。
こじんまりとした女子大だけれど、分布図を作るには広すぎる。
個人でやったら大変だからと、クラス(大学にクラスがあるのも、また笑える)で分担することになった。
4人ほどのグループになり、担当の場所を決めてそこにある植物を調べ、全員で図を作ろう、と考えたのだ。

私はからきしダメだった。
全く役に立たなかった。
ツツジとサツキの区別もつかないのだ(未だに分からない)。
同じグループに、それほど親しくはない同級生がいて、
彼女は、実によく、植物の名前を知っていた。
なぜそんなに詳しいの、と私。、
お母さんが好きだから、と彼女。

なんだかいいな、とその時思った。

あの頃よりはいくぶん植物にも興味を持つようになり、
花の名前も少しは覚えたけれど、
やっぱり彼女には遠く及ばない、と時々なつかしくなる。

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2005年7月15日(金)
夏のお裁縫。

ひょんなことから、娘と、仲良しのお友だちと、二人分のスカートを作ることになってしまった。
自分のものや娘のものなら、なんとか適当にごまかせるけれど、人にあげるものだとそうはいかない。
困ったなぁ。
簡単な夏服だから、なんとかなるだろう、なるといいな。

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2005年7月9日(土)
ラベンダーがいっぱい。

河口湖のハーブフェスティバルに行く。
一ヶ月に渡るお祭りの、最後から二日目。
湖畔ぞいに、ラベンダーが咲き誇っている。
一面のラベンダー色は、見とれてしまう美しさだ。
立っているとほんのりと、いい香りが漂ってくる。
いつまでも見ていたいと思うような、すばらしい風景。

ラベンダー以外のハーブも多種多様。
色々な花が咲きそろい、まさに百花繚乱。
月曜日には、ラベンダーはすべて刈り取るのだそうだ。

河口湖のお昼ごはんはいつも、通称「フランスの食堂」で。
ほんとにおいしいなぁと、思う。

今にも降りだしそうな曇り空。
環に行ってコーヒーを飲んでいたら、ほらやっぱり雨だ。
七月の半ばも近いというのに、
ここはまだ肌寒い。

ハーブフェスティバルの様子を少し、こちらから

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2005年7月7日(木)
七夕の願い。

どうしても七夕飾りをしたいと娘が言うので、
近所に生えている笹を取ってきて、急いで飾りを作る。

短冊にはお願いごと。
娘は「子猫が飼えますように」。
.おばあちゃんは家族の健康を。
夫は、娘の学校生活が楽しいものであるように、と。
(それから、ロバと暮らしてみたい、とも。)
私は、平和で戦争のない世界になるように、と書いた。
(あと、白いTシャツが欲しいというお願い。
なんというギャップ…。)

娘は、私の短冊を見て、
「まずしい人がしあわせになりますように」と、
あわてて書き足した。

いつになったら、平和な世界が訪れるのだろう。
いつになったら、戦いが終わるのだろう。

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2005年7月5日(火)
あまずっぱい。

さくらんぼ。
さくらんぼ。
いっぱい食べたい。
さくらんぼ。