2006年1月おまけdiary 散歩1 散歩2
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2006年1月
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10月おまけdiary 廃墟
9月おまけdiary 柿田川
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河口湖の夏休みその2
8月おまけdiary 三島散歩 河口湖の夏休みその1
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7月おまけdiary ハーブフェスティバル
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6月おまけdiary 環 ヴァンジ彫刻庭園美術館
5月おまけdiary 地球庵
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ピアノ
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夫と娘、夫の母と三島大社に桜を見に行く。 もうこんなに、と思うほど満開の桜。 池に枝垂れ、水に映る花影がゆらゆらと揺れて、 桜だけれど桃源郷のよう。 一面の桜色に、ただただほぉっとしてしまう。 こんな美しい景色の下に、白無垢姿の花嫁さんが見えた。 十数年前に着たなぁと思いながら、「おめでとう」と拍手で見送る。 幸せになってね、と親戚のおばちゃんのような気持ちになる。 陶器市をぶらぶらと流しながら、大社を後にした。 桜の様子はこちらから→☆
「小さなステッチ展」に、お菓子と小物で参加してくださった、JUNkobo ideさんの作品。 血液型のスタンプと、ちょこっとステッチ、それに麻とブルーのチェック柄がなんともかわいくて、家族それぞれの分を。 きんちゃく袋のステッチもいい感じです。 色合い、柄選び、デザイン、それぞれにその人の個性が感じられて、お裁縫は見るのも楽しい。
20日、21日の2日間、atelier-fでの「小さなステッチ展」におじゃまする。 麻を中心にした、さまざまな小物が並べられ、JUNkoboさんのベーグルやお菓子も。 これがまたおいしくて。 (ステッチ展の様子を、ブログにアップしました。) 2日間付き合ってくれた娘は、れいさんにいただいたすてきなポーチに、自分の裁縫道具を入れて、ちくちくとチェーンステッチをしていた。 目も細かくて、Fuuちゃんと私はなんだか負けそう。 今から練習すれば、将来は刺繍作家か、と親ばかの夢はふくらむ。
娘のピアノの発表会当日。 いつにも増して自信がなさそう。 なだめたり、すかしたり、とにかく会場に向かう。 おばあちゃんたちやお友だちも来てくれて、 もうがんばるしかない、と度胸を決めて(?)、 なんとか無事に弾き終った。 毎度の事ながら、親のこちらもそわそわ、どきどき。 とにかく終わってほっとする。 いただいた花束やプレゼントが、何よりうれしい娘。 このためにがんばっているようなものかも。
いろんな映画を観たけれど、自分の中に決定的な何かを残したのは、この『小さな恋のメロディ』という映画。 主人公の男の子の親友役を演じていたジャック・ワイルドが、先日亡くなったというニュースは、結構ショックだった。 くしゃくしゃの髪と、制服の曲がったネクタイと、大きな目。 欠けたマグを持って、「入れよ」とやる仕草とか、スカーフをちょっと直す手つきとか、小さないちいちが思い出される。 ジャックの演じたトム・オーンショーは、悪くて、ひねてて、でもまっすぐで、とってもかっこいい、男気に溢れた男の子だった。 サントラを流して追悼していたら、思いがけず泣きそうになった。 そんな様子を見て、夫がホワイトデーに買ってくれたDVD。 いつでもこの中に、ジャックがいるんだ。 夫に感謝。
縫い物をする部屋に置いてあるCDラジカセが壊れて、音のない部屋でちくちくとやっていた。 やはり音楽がないと淋しい。 ふと、カセットテープなら使えることに気付き、昔のテープを引っぱり出して聴いてみた。 アナログ盤でしか持っていなかった曲が、たくさん入っているテープ。 音は悪いけど、充分聴ける。 懐かしい80年代の曲。 アンテナ、ミカド、ウィークエンド、フレンチ・インプレッショニスツ、カリマ、ワーキング・ウィーク、ロータス・イータース、マリ・ウィルソン、バナナラマ…。 クレプスキュールやラフ・トレードのコンピレーションにも入っていない、12インチのシングル盤の聴きたかった曲たちに、久しぶりにめぐり合えた。 なつかしい友だちに会えたような気持ち。
昼過ぎ、Fuuちゃん、娘と一緒に裾野市のJUNkoboさんを訪ねる。 気持ちのいい空間にテーブルが置かれ、 片隅の椅子には絵本が数冊。 二人のJunkoさんが笑顔で迎えてくれた。 4月2日の工房販売にあわせて、atelier-fとweekend books共々イベントを企画している。 今日はその打ち合わせ。 Junkoさんたちがてきぱきと意見を出すかたわらで、だいぶ年上の私たちは感心してその様子を見ている。 しっかりしなくちゃいけないな、と思いつつ、相変わらずスロースターターの二人組みです。 どんな風になるのかとても楽しみ。 こちらにお知らせがでています。 (工房の様子を少しphotoにアップしました。) 夕方近く、もう一つのうれしい出会い。 普段、なかなか直接お目にかかれないお客さまに、お会いすることができた。 そして、その方のお友だちが、以前halさんで購入したマフラーとプローチを作られた方だった。 作家の方にお会いするというのも、めったにないチャンスなので、本当にびっくりし、うれしかった。 今日お会いした方たち、みんな何かを作り出すひとたちだ。 それぞれの世界を保ちつつ、他の世界と緩やかにつながっている。 この出会いが、またすてきな形になるといいなと思う。
隣町の雑貨屋さんtasseさんに行く。 オーナーさんのお話が楽しいお店。 美味しそうなフィグのラスクを、つい買ってしまう。 選ばれた雑貨も、どれも優しい顔をしている。 午後、娘が車のドアに中指をはさんで大泣き。 さいわい大事には至らなかったけれど、 気をつけなければと思う。 血まめが痛そう。
花の香りの中で、薔薇ほどすてきな香りはないと思うけれど、 この季節、梅の香りが一番好き、と宗旨変えしてしまう。 甘い中にもきりっとした趣があって、透明な水晶のようだと思う。 いつまでもひたっていたい香り。 沈丁花もほころびかけた。
2月おまけdiary フェルケール博物館